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1インタビュー

【移住者紹介】地元農家のやる気も刺激する、移住者生産者

佐藤 清さん
埼玉県より移住した清さんは自宅の前に、栗 や多品目の畑を管理している。作った作物は 自分用としてだけでなく道の駅への出荷も 行っている。


埼玉県から移住したという清さん。

なぜこ の土地を選んだのか。
「移住を検討していた 当時、田村市に田舎暮らしに特化した不動産 会社があり、いくつか物件を見せてもらっ た中の1つがこの家でした。見たその日に即決。

『いわしろに来たい』というよりも、思い描いていた暮らしの舞台がここだったという感じです。

静かで、周りの人もみんな気が 良い。気に入っています。」


公道より少し脇 道に入り、登りきったところに清さんの家はある。家の目の前には里山の小さな山々が見 え、手前の敷地には栗の木が複数植わっている。ここに住んでしばらくしてから土地を譲り受け、桑畑を抜根して現在の栗の木を植えたという。




福島といえば桃などの果樹が人気だが、なぜ栗を選んだのか聞いてみた。
「1 人でやるから、他の果樹に比べて手入れが少 ないだろうと見越して栗を選んだんです」。

自分の暮らしを見極め、作物を選んでいるようだ。



多品目を育てている清さんが道の駅に出荷するのは栗に加えて里芋など。
清さんの野菜をみて「こんな立派な品を出されたら負けていられないなぁ」と話す地元農家もいる。
清さんの存在が道の駅と地域にとって良い風 となっているようだ。

家は公道から少し距離があるが、冬は大変では?
「除雪機を持っている人が近隣に数人いて、協力して除雪してくれます。人付き合いや町内会の大切さを感じますね、良い人が多い。
買い物は旧安達町の友人の家に立ち寄りながらその方角に向かいます。暮らしという括りで考えてもこれといった困りごとはありません。家族が埼玉にいるから、将来のことはいつかは決めなくちゃいけないけど、未来のことは心配したらキリがないし、今はここ での暮らしを楽しんでいますよ」。

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