まるで地域全体が家のような、私たちの里山。福島県二本松市いわしろ地域の地域情報・体験・移住・暮らしの情報サイト。

1インタビュー

【いわしろの人紹介】耕作放棄地をお花畑にして美味しい蜂蜜を海外へ。いわしろから始めたい。

二本松市の東部にある渡辺養蜂場。2 代目社長の渡辺弘一さんに「岩代で暮らすことについてどう感じますか?」と質問してみた。

「そうですね、ずっとここで生まれ育ったので、『岩代での暮らしは?』とたずねられても当たり前すぎて、答えに戸惑いますね(笑)。うーん、ここの魅力は、自然の中で風や太陽、大地の恵みを五感で感じながら暮らせることでしょうか。養蜂場はシイタケ栽培の仕事をしていた父が始めました。当時、シイタケだけでは生活が立ちいかなくなっての副業でした。その後、震災の影響で養蜂場一本化を余儀なくされ、厳しい時代を乗り越えてきたんです」。


 昨年、初代社長だった父・佐吉さんが他界し、2 代目として養蜂場を受け継いだ弘一さんは、今後の抱負を語る。

「父が英語や中国語のパンフレットを作っていたんです。なので、遠い将来になるかもしれませんが、父の遺志をついで海外へも販路を広げていきたいです。また、ありがたいことに『うちの花畑でも蜜を採りませんか』と声をかけてくださる人がいて、採蜜場が自然に広がり、蜂蜜の種類も12種類に増えました。そんな流れもあって生まれた個人的な夢もあります。

それは岩代地域の耕作放棄地をお花畑にしていくことです。そして岩代だけでなく福島、そして日本中にお花畑が広がるといいなあ、なんて、勝手に夢を膨らませて楽しんでいます」。

ミツバチから蜂蜜をとり、自然の恵みを頂くことを仕事にしている渡辺養蜂場は、里山の自然の中に無限の可能性があることを感じさせてくれるお手本として、移住する人々を魅了してやまないだろう。

渡辺養蜂場 住所 〒964-0313 福島県二本松市小浜字鞭の内10-2     ブログはこちらから

コメント

この記事へのコメントはありません。

関連記事

PAGE TOP

記事投稿者募集中

二本松市岩代地域周辺にお住まいの方で、
令和5年度の記事制作者を募集しています。
詳しくはお問い合わせください。