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1インタビュー

【岩代のひと紹介】おしゃれも趣味も楽しみながら自分スタイル農業を実践中~直売所「田沢のつきじ」の女主人

田沢で新鮮野菜の直売所「田沢のつきじ」を営んでいる遠藤洋子さん。20年ほど前に結婚を機に岩代に移り住んだ洋子さんに農業を始めたきっかけや野菜づくりの魅力、暮らしぶりについてお話をうかがいました。

Q 農業を始めたきっかけは?   

「定年退職した夫の手伝いのつもりで軽い気持ちで始めました。岩代に住む前は関東にて理容師をしていましたので、農業は 初体験です。最初はミニトマトやキュウリ中心でしたが、年々作物の種類が増え、今は主に私が野菜づくりや直売所の管理を、夫が草刈り等を担当しています。

 Q 洋子さんにとって野菜づくりの魅力とは?

 私にとって野菜を育てることも理容師の仕事も似ていて、お客さんに喜んでもらえることが一番の励みになります。『こんなに沢山入っていて100円なの?』『美味しい』という声やお客さまの笑顔に触れられると嬉しいですね。それと野菜の種を播き、芽が出て収穫するときがやっぱり嬉しいです(笑)。

今では直売所もよく知られ、常連の皆さんも増加。ご近所から「うちの野菜をお店に置いて」と頼まれることもあります。

Q 生活スタイルや楽しみは?

 「『農業は大変な仕事』という見方が一般的ですが、私たち夫婦のモットーは、「朝はゆっくり起きて、夜は定時に仕事を終える」です。仕事あがりに新鮮な野菜でおつまみを作りながら飲むビールは最高ですね(笑)。

 あとは農作業をするときも自分なりにオシャレを楽しむことを心掛けています。農閑期の冬は、趣味の絵や竹灯篭づくり、アケビのツルで籠を編むなどして創作活動に励んでいます。また、昨年の冬はピアノを弾いて過ごしていました。今年の冬は何をしようかなと考えてます」。

「例えば、季節のお花を飾ったり、ハロウィーンなど季節ごとにお店の飾りつけもしています。夜はカボチャのキャンドルに炎をともしますので、よかったら見にいらしてください」。

取材を終えて

 この日はデニムのつなぎにイヤリング、ツバ広の帽子でエレガントな装い。自分らしさを大切にしながら農業をする洋子さんは、生き生きとして素敵な女性でした。直売所にも素敵な作品が飾られていますので、立ち寄ってみてください。

■直売所「田沢のつきじ」: 田沢字原地内(国道459号沿い、田沢集会所の隣です)、年中無休

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