2020.11.30 サイトopen!

流れ転がり…Dual Life! 日々是好日とや (4)

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●2回目の年越しは大寒波の到来

いわしろ暮らしも14か月となりました。コロナ禍のもと、2回目の年越しも巣籠もりです。
日本列島は数年に一度という大寒波に見舞われ、いわしろでも12月最終週に今シーズン初の積雪がありました。

2021年12月28日、いわしろの小浜芳池から撮影

大晦日から新年にかけて、日本海側を中心にさらに寒気が強まるとのこと。日本海側ではないこのあたり(福島県の中通り地方)も相当気温が低いので…文字どおり身震いしていたところ、案の定、予報どおり大晦日の昼前から雪がチラついています。
2022年の元旦は、雪掃きから始まるのでしょうね。そのつもりで早起きしなくちゃ。

雪が積もると、岩代支所もこんな感じになります(2021年の様子)

雪かきという言葉は知っていましたが、雪が多くないときは「雪掃き」といわれます。それほど厚い積雪でなくても、歩くときに滑らないよう、建物のまわりや歩道などに積もった雪を庭箒や竹箒で掃いておくのです。幅広の雪専用スコップも使われます。
人やクルマに雪が踏み固められる前に掃いてしまうのがポイントで、雪掃きはおのずと早朝の出動となります。うちの場合だと家の前の歩道が小学校の通学路なので、歩道部分の雪掃きはマストです。冬はいつもより少し早く起き、「どうか積もっていませんように…」と願いながら朝まだ暗い外の様子を確認します。もし雪だったらエイヤッと腹をくくり、防寒着を着て外に出ていくしかありません。
昨シーズン10回以上雪掃きをしたと思いますが、慣れない中腰作業のつらいこと。今シーズンのほうが雪は多いのではないかというのが大方の予想で、また腰痛が…とおびえてしまいます。
幹線道路(公道)には除雪車が出るようですが、私道は個人責任なので、このあたりでも除雪機を備えている家があります。

運転するときも歩くときも、路面の状態に注意が欠かせません(2021年の様子)

昨シーズンの初雪は今シーズンよりやや早く、12月17日でした。福島ですごす冬がはじめてだったので、勝手がわからぬまま身構えていましたが、冬も2回目ともなれば、少しは対処しやすいでしょうか。
いわしろの積雪量は年によって差があるようですが、「2月後半から3月にドカ雪が降る傾向がある」と聞きました。ただ、世界が異常気象に翻弄されている今ですから、過去のデータを過信できません。

いわしろへやってくるにあたって、寒さや積雪はいちばん心配でした。
東京で働いていたころは社会人山岳会に入っていて、重いザックを背負って冬の登山にも山スキーにも喜んで出かけていましたが、遊びと生活は違います。また、若いころと比べると体力も起動力もかなり低下しています。これ以上気温が下がらないように、雪が積もらないように…と必死で祈ってしまいます。

北に向かって移住するときには、暖房はどうするのか、ということが課題になります。
私がお借りしている家の居間には掘りごたつがあり、その中に電気のこたつが入っています。エアコンとファンヒーターも併用します。

家庭用の灯油タンク。こんなものを備えた家が多いです

家の建物の裏手には300リットルくらい入る灯油タンクが設置されていて、備蓄量が減るとガソリンスタンドから給油車に来てもらいます。こういう生活ははじめてで、最初はこの巨大タンクが何だかわかりませんでした。お風呂・台所の給湯にも暖房にも灯油が必要なので、燃料切れにならないよう、冬はとくにタンクの目盛りに注意していなくてはなりません。が、今年は灯油の値段もまた高騰していて、満杯にすると大きな出費になります。

農家民宿・清峰園では冬の間、素敵な薪ストーブが活躍します

いわしろに来て目にした、スタイリッシュな薪ストーブは北国のイメージにぴったりの、心惹かれるアイテムです。
写真はいわしろの農家民宿・清峰園の薪ストーブです。伐採されたりんごの木を薪にして使っているとか(清峰園では薪割り体験もできます)。大きな部屋なので空気が暖まるまで40分前後かかるそうですが、いったん暖まったら居心地抜群です。招き猫のキンタ(命名の由来は、アレックス・ヘイリー原作のドラマ『ルーツ』の主人公クンタ・キンテだそうです)も大好きなストーブの前に陣取り、煮炊きにもストーブが大活躍します。
こんなオシャレな暖房にはあこがれますが、ストーブ本体のことだけではなく、煙突の設置や管理、薪の入手などを考えても、手に入れるのはむずかしそうです。

清峰園の人気者「キンタ」はストーブがお気に入り

★都会から移ってくる方にお伝えしたいのは…冬季は家の水道の凍結を防がなくてはならないこと。これも各家庭の自己責任です。マイナス4℃以下になると、給水管、水道メーター、蛇口などが凍って水が出なくなったり給水管が破裂したりすることが増えるそうです。一晩でも家を留守にするときは、メーターボックス内の水栓バルブを締めて水抜きをしておく必要があります。室内でも氷点下の気温になるので、浴槽のお湯も次の日まで抜いてはいけないと教えられました。年末年始、うっかりミスで水道管を破裂させたらとんでもない事態を招きそうでおそろしい。都会に住んでいたときは雪の便りを待ち焦がれ、勇んで雪山へ向かったのに…悲しいかな、道路と水道の凍結おびえる今日このごろです。
いわしろにかぎらず、寒さと雪、この2つを克服できたら北国もかなり住みやすくなるだろうと思うのですが…。

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