●秋のいわしろツアー/前半 とんぼ玉(ガラスビーズ)づくり
東北の秋はことさら急ぎ足で深まっていきます。いわしろではすでに朝霜も降りるようになり、冬がすぐそこまで来ている感じです。
こんにちは。二拠点居住中の冬蜜柑です。久~しぶりの更新になりました。
仕事の関係で、私はときどきツアーの企画をしています。ここいわしろでは"田舎ならでは"の体験ができるモニターツアーを考えています。先月、紅葉がきれいなうちに秋の体験ツアーを実施しようとしていたところ、以前このサイトで読んだモーリーさんの「いわしろ内お勧め情報」の記事を思い出しました。東新殿・朝倉工芸さんのとんぼ玉づくりです。「いわしろでガラス工芸を体験できるの? おもしろそうだなぁ…」と興味をそそられたのです。そこで、モニターツアーにとんぼ玉づくりを加えられるかどうか朝倉さんに相談したところ、二つ返事でOKしてくださいました。
今回いわしろ体験ツアーをリクエストしてくださったのは、二本松市内の中学校で英語を教える外国語指導助手のみなさんでした。これまでに、坐禅、蜂蜜テイスティング、陶芸などを一緒に体験してきました。「ガラスビーズ(とんぼ玉)製作には興味ありますか?」と打診すると、「ぜひやってみたいです!」とのこと。
10月末の土曜の朝集合し、意気揚々と工房に向かいました。
「とんぼ玉」というのはトンボの複眼のようにカラフルな模様の入った小さなガラス玉で、短時間で成形できます。ひと粒ひと粒手づくりするので世界にひとつだけの作品となり、アタッチメントをとりつければ個性的なアクセサリーができます(以下の画像はモーリーさんの記事より拝借しました)。




みんなガラスの加工は初めて…ということでワクワクドキドキ。まずは朝倉先生のお手本に熱心に見入ります。


バーナーが1台なので1人ずつ順番に製作し、朝倉先生はその脇について手厚い指導とサポートをしてくださいます。溶けた原料のガラスは900℃にもなるため、安全に作業をするためには慎重さと注意深さが必要です。


この日は幸いケガなどはなく、むずかしいところは先生の手を借りながら、全員楽しく真剣に作業しました。
そしてそれぞれ2個ずつ、好みの色のステキな作品をつくりあげることができ、全員ご満悦。スマートフォンのストラップにするのかな? 誰かにプレゼントするのかな?



「またおいで」と、やさしい朝倉先生に笑顔で見送られ、「次は別の色で作りたい」「かんざしにも挑戦してみたい」…などと、ワイワイおしゃべりしながら工房を後にしたのでした。
朝倉工芸のとんぼ玉づくりは、土日に体験可能です(2022年11月現在の料金は1000円/人)。
必ず事前に問合せをしてご予約ください。
コメント