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1スポット紹介

二本松市の市街地を紹介!

番外編 / 岩代の周辺紹介

普段はいわしろの里山の魅力をお伝えしている里山Maisonですが、いわしろの周りにも魅力たっぷりの場所はたくさんあります。そういう「近隣の楽しさもも組み合わせて&味わえて楽しいいわしろ」を知ってほしいと思い、お隣さん紹介をはじめます。今回は、二本松の市街地在住の小野寺さんに「前編:観光編」の記事を書いていただきました。

この記事を書いた人


二本松市地域おこし協力隊
小野寺 智行さん

出身は東京都。サラリーマンとして都内で10年程働いておりましたが、2020年の1月に地域おこし協力隊として福島県二本松市に移住させていただきました。現在、私は妻と小さい娘一人の3人で二本松市で生活しておりますが、移住する前は職場が新宿でしたので、埼玉県の郊外に暮らしておりました。私は毎晩遅くまで仕事、妻は専業主婦として初めての子育てに奮闘するありふれたごく普通の夫婦でした。
私の実家の両親は共働きのため子供のお世話を頼むことはなかなか難しく、仕事のある日は子供の世話を妻に任せっきりの日々。休日は代わりに世話をしたりするのですが、二人だけでお世話をするのは本当に大変でした。
妻の実家は二本松市で、連休があるたびに妻の実家に帰っていました。ここでなら子供や家族との時間をより充実させることができて、妻の負担も減らせるのではないかと感じ始め、次第に『ここで暮らしたい!』と思うようにっていきました。そこからとんとん拍子に話しは進み、二本松市に移住することができました。周囲からは反対意見はなく、むしろ応援してくれる人が多かったです。
現在は地域おこし協力隊として、菊松くんという二本松市公認のゆるきゃらを通して二本松市の魅力を伝えるための写真や動画の撮影したり、SNSで投稿しています。

二本松城本丸跡

はじめまして、小野寺です。自分自身も移住者目線で二本松市街地の周辺に住んでいます。今回は、岩代地域だけでなく「二本松市」という大きなくくりで、岩代の人たちの生活にも密接な二本松の中心地を紹介したいと思います。

二本松城(別名:霞ヶ城)は日本100名城の一つ。初めて頂上の本丸跡に登ったのは地域おこし協力隊として着任して早々、二本松市内の観光名所を廻っていた時でした。

山の頂上にどかっと構える石垣(天守台)のカッコよさ。そして、石垣の上から一望できる二本松市街と、反対側には日本100名山の安達太良山を一望できる景色に一瞬で心を奪われてしまいました。感動です。

また、ここからは四季折々の景色を楽しむことができます。特に春先の桜の時期になると約2500本のソメイヨシノが咲き誇り、一面ピンクの絨毯を拝むことができます。ちなみに城全体が霞に包まれたような景色になることから「霞ヶ城」と呼ばれています。二本松城の桜は日本さくら名所100選にも選ばれています。

書いていて気づいたんですが、改めてすごいですね。この短い紹介の中に100名城と100名山とさくら100選って言葉が入るなんて優秀すぎます。

ちなみに地元の方でも意外と知られていなかったりしますが、一般の乗用車であればすぐ天守台の足元まで行くことができます。天守台にはテーブルとベンチもあるので、最高のロケーションでランチやお休みにと気軽に楽しめます。

※道がわかりづらかったり、バスなどの大型車は入れなかったりするので事前によくご確認下さい。

【MAP】https://goo.gl/maps/GP2J1y8E17WT1oFn9

二本松城箕輪門

二本松城のシンボルといえば箕輪門です。お城といえば鶴ヶ城や二条城のような立派なお城を想像するかと思いますが(私もその一人でした…)、二本松城には天守閣がないので、箕輪門がお城のシンボルです。(全国で3万~4万の城があると言われているそうですが天守閣のあるお城はごく一部なのだそうです。)

大きさこそ、有名どころのお城と比べると見劣りしてしまうかもしれませんが、左右に大きく広がる石垣や櫓は重厚感があり、過去の歴史を本物と思わしめるものです。

私は箕輪門を写真で撮ることが好きです。いろいろな角度から撮ることで、様々な表情を見せてくれる非常にいい被写体になってくれます。また、服を着せ替えているかのように春夏秋冬、身にまとう色を変えてくれるので一年中違った雰囲気の写真をとることができます。

個人的におすすめの撮影スポットをご紹介します。観音丘陵自然遊歩道という散策コースがあるのですが、所々に箕輪門を見下ろすことができるポイントがあります。

下から見上げるのももちろんいいのですが、上から全体を俯瞰するのもおすすめです。

自分のお気に入りの撮影スポットを見つけるのは楽しいですね。

「この景色いいなぁ」なんて言いながら散歩してみてはいかがでしょうか。

【MAP】https://goo.gl/maps/EfSV4vsvJw46DNQ1A

安達ケ原ふるさと村

突然ですが、みなさんは安達ケ原の鬼婆(外部リンク『安達ケ原物語』)をご存じでしょうか。こちらのスポットは安達ケ原の鬼婆伝説をモチーフに鬼婆伝説ゆかりの寺院である観世寺に隣接してオープンしたそうです。お恥ずかしながら、二本松市に来るまで安達ケ原の鬼婆伝説を知りませんでした…

では何故ご紹介しているかといいますと、個人的にお気に入りのスポットだからです。こちらの施設の利用料は基本無料です(家族で出かけるときにはこれは結構重要)。中に入ると意外に広くてびっくりします。写真でご紹介するのは当施設のシンボルである五重塔。高さは31mあるそうです。結構大きいです。

下から写真を撮るとなかなか迫力のある画が撮れます。

また、古民家や武家屋敷が再現されていて中に入って自由に見ることができます。

有料の施設とは違って、メンテナンスが行き届いているとはお世辞でも言えませんが、そこが古民家らしさを醸し出していてリアルなんですよね。

園内は散策するのにちょうどよい広さで、なんだか居心地がいい場所だと思っています。

毎年秋頃は「ポーチュラカ&曼殊沙華祭り」を開催しています。色とりどりのポーチュラカと、一面を埋めつくす曼殊沙華どちらも綺麗ですので見頃の時期にはぜひ立ち寄ってみてください。

【外部リンク】http://www.michinoeki-adachi.jp/furusato/

道の駅安達

上下線ともにある道の駅って全国的にも珍しいらしいです。上り線と下り線はそれぞれ全く違う魅力があるので、ご紹介させていただきます。

まず、上り線側からご紹介します。

上り線側のおすすめポイントとしては、「みどり湯食堂」というラーメン屋さんがあります。なんとなく思い込みでサービスエリアのラーメンをイメージしていたのですが、まったくそんなことはありません。かなり本格的なラーメンですし、常に挑戦的な新しいメニューを提供してくれて麺通を楽しませてくれています。ラーメンを語り出すと長くなってしまうので名残惜しいですがこの辺で…

また、「上川崎和紙伝承館」では二本松市の特産品の上川崎和紙の紙漉き体験ができます。和紙で作られた可愛らしいグッズも多数販売しているので、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

下り線側は比較的新しい道の駅となっています。休憩スペースやお土産屋さんの充実度は非常に高いです。個人的なおすすめを言わせていただくと、「二本松ベーカリー」というパン屋さんがあります。こちらの人気No1.の「幻のクリームパン」は絶品ですのでぜひ一度食べていただきたいです。

【外部リンク】『道の駅安達上り線』http://www.michinoeki-adachi.jp/
【外部リンク】『道の駅安達下り線』http://www.michinoeki-adachi.jp/index_kudari.html

* 小野寺さんの二本松紹介は「後編:生活面」に続きます。

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