初めての移住
移住してきて感じたこと、問題点が少しづつ分かってきました。
移住するには覚悟を持って楽しむことが必要のようです。移住を考えている方たちは同意していただけると思いますが、覚悟がなければ移住しても楽しくありませんよね。
覚悟を持って楽しむことができないと挫折と失敗が待っていると思います。
私たちが移住して感じたことを少しづつお知らせしますね。
今回は今まで当たり前と思っていた生活に欠かせない水問題を案内させていただきます。
私自身、水問題は全く考えたこともありませんでした。
1.上水道
都会では公共水道は当たり前のように完備されていますが、里山では水道は大きく分けて
3種類存在しています。
都会同様の「公共水道」「井戸水」そして山からの「引水」
最近ではテレビ番組から田舎の引水などを流していますので知っている方も多いと思います
が、その山水(清水)を各家庭に共同で引いて使用しているのです。
公共水道は市の中心地ではほぼ完備されていますが普及率は決し高くはありません。
中心地から少し離れ里山地域に入ると井戸水、引水が主流になり公共水道の普及は極端に
低くなります。
私たちの所も井戸水をポンプで汲み上げています。
私たちの住む里山には豊富でキレイな湧水場所が多くあり、ペットボトルやタンクを持って
汲みに来ている方たちも多数見受けられます。
その水の美味しさは格別であり、カルキ臭さもなく水の温度は一年中安定していますので
夏は冷たく、冬は温かと言う言葉は本当でした。
「ミネラルウォーター」が毎日使い放題、それも無料なのです!
今時、とても贅沢だと思いませんか?
2.下水道
公共水道の普及率が低い状況ですので、公共下水道も同様に普及率は低いです。
「浄化槽」皆さんは知っていましたか?
私は、そのような設備があることは聞いた事はありましたが、どの様な設備なのかは具体的
には知りませんでした。
簡単に言うと、法的に定められた基準に従い、家庭内の雑排水を各家庭内で浄化処理後公共
下水以外の下水に流す処理装置になります。
この浄化槽を各家庭で設備して管理することは公共衛生の観点から重要であり法的にも必須
になっています。 そして、浄化槽を管理してくれる管理会社も存在します。
少しお金はかかりますが、美味しいミネラルウォーターが毎日使い放題なのですから浄化槽
の設備と管理は我慢の範疇と思っています。
次回は住居問題を少しお知らせしたいと考えております。
気弱なネズミでした。